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2014.04.13 Sunday

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2011.10.28 Friday

ラスト・エンペラー

ラスト・エンペラーを観た。
この間北京の故宮博物院に行き、溥儀の生涯に興味を持ったのがきっかけ。
TVでやっていたのを細切れに見たことがあるだけで、全編通して観たことはなかった。

一言で表現すると、「すごい映画」。
面白いというのではなく、すごいと思った。
とても静かな映画だ。台詞は極端に少なく、登場人物のモノローグもない。
でも、3時間40分という長さは全く感じなかった。
映像の美しさの成せる業なのだろうか?
溥儀の幼少時代〜太平洋戦争終結までと、戦後の収容所生活の2つのフェーズを行き来する構成で、
紫禁城の屋根のオレンジや女性のドレスの鮮やかな色彩があふれる前者と、
ひたすら暗く、灰色が基調の後者との、色の対比が印象的だった。

度重なる別れ、自由に行動できないもどかしさ。
紫禁城という巨大な籠に入れられた小鳥みたいな幼少時、
解き放たれた喜びがはじける天津時代、
満州国皇帝になり、自身が操り人形だと気付いた時の空しさ。
全編をひたひたと覆うもの哀しさはなんなのだろう?
哀しいんだけれど、澄み切った感じの。

観ておいて良かったな、と感じる一本だった。

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