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2014.04.13 Sunday

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2011.08.09 Tuesday

仰臥漫録

昨日読み終わった本。
正岡子規が死の前年から、身辺のことを綴った日記である。
メインは日々の食べたもの。
この本の正岡子規の健啖家っぷりがすごい、というので読んでみた。

ほんとにすごい。
毎食ごはんを数杯食べ、間食に菓子パン10個にココアなど当たり前。
ある日など鴫を3羽も食べたりする。
合間に看病してくれている妹、律の悪口を言いたい放題書いてあったり、
いくら病人だと言っても何とワガママな!と思うところもあるのだが…。

だんだん切なくなってくるのだ。
病(脊椎カリエスという、症状を想像するだに痛くて辛そうな病気)が進行すると
思うように食べられなくなり、包帯を替える度に泣き叫ぶ。
自分の最後の誕生日の祝いに仕出し料理を取って母と妹の労をねぎらう。
病の自分に絶望し、家人が出かけた隙に自殺しようとする。

記述が途切れたり、モルヒネを打つ頻度が上がったりするともう、
読んでいるこちらもどうしていいのかわからなくなってくる。
決して長くお涙頂戴風に書かれている訳ではないのに。

いい本、とか、おもしろかった、とかいう表現だけでは済まされない一冊だった。

評価:
正岡 子規
岩波書店
コメント:壮絶。

2014.04.13 Sunday

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