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2014.04.13 Sunday

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2011.11.04 Friday

上海蟹に挑戦。

JUGEMテーマ:おうちごはん

le22octobre crabes4


中国の秋の味覚と言えば上海蟹である。
こちらでは大閘蟹(da4zha2xie4)と呼ばれており、
9月半ば頃からスーパーでも売られている。
1杯90元(大体1100円くらいかな)くらいで、こちらの物価からすると大変高価な食材と言える。
だがしかし。周囲の中国人はシーズン中に10回くらい食べるらしい。
しかも、一度に一人当たりオス・メス1杯ずつ食べるそうだ…すごいな。
産地のそばだということもあるのかもしれないなあ。どうなのかなあ。

さて、そんな素敵なものを見逃す訳はなく、我が家でも挑戦してみた。
生はこんな感じ。

le22octobre crabes1

初回なので、二人でオス・メス1杯ずつ。
甲羅が青く、爪に生えている毛が金色のものが上物、だそうです。
陽澄湖産が最高級とされているものの、
偽物(例えば他の土地で育てて、最後に陽澄湖に漬けるとか。
日本でも前に貝類でありましたよね、この手)も
沢山出回っていて、本物は区別するためにシリアルナンバー入りのタグが付けられているらしい。
私が買ったものにも付いてました。本物、なのだろうか。

もっとも、偽物も同じ種類の蟹であるので、
「陽澄湖産でなくとも大差ない」と言う中国人もいたりする。

タグにも書いてあるけれど、上がオス、下がメス。
裏返すと簡単に見分けられます。

le22octobre crabes2

腹がボーダー柄なのがメス、三角の部分があるのがオス。
タグだけ取って、縛ったまま蒸籠で蒸すこと20分くらい。

le22octobre crabes3

こんな綺麗な赤になる。
私は甲羅を上にして蒸籠に入れてしまったが、
本来は味噌の流出を防ぐため、甲羅を下にして蒸すそうだ。
ええ、つまり間違えたんです(汗)。
やはり味噌が出てしまったようで、蒸籠の下の鍋に入れた水がうっすらと黄色くなっていた。
が、そのお水でパスタを茹でてみたら、蟹味噌の濃厚な味がしておいしかった。
怪我の功名(ということにして下さい)。

甲羅を外すとこんな感じ。

le22octobrecrabes5


これはメス。濃いオレンジが卵巣、その周りのねっとりとした黄色が蟹味噌。
大変濃厚でおいしい!濃厚なのにしつこさがない。
黒酢+針生姜のたれを用意したけれど、必要ないくらい。

上海蟹は主に蟹味噌を食べるらしく、身は多くない。
その身もおいしかった。たらば蟹なんかよりも繊細な味。
蟹を食べると無口になるというお約束の現象下で、
味噌を食べ尽くした後はひたすら身をむしりおいしく頂きました。

その後、たぶん偽物と思われる上海蟹も食べる機会があったけれど、
両者の違いは身のおいしさではないかと思う。
偽物の方は身が少なく、味もいまいちだった。味噌の味はそれほど差がない。
これは今後検証要ですな。

今月でシーズンも終わってしまうので、あと1回は食べたいなあ。
2014.04.13 Sunday

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コメント
うらやましい〜♪
>ricetta-casualeさん
こちらならではなので、今のうちに楽しみまーす(笑)!
  • fab
  • 2011.11.07 Monday 09:13
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