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2014.04.13 Sunday

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2011.10.28 Friday

ラスト・エンペラー

ラスト・エンペラーを観た。
この間北京の故宮博物院に行き、溥儀の生涯に興味を持ったのがきっかけ。
TVでやっていたのを細切れに見たことがあるだけで、全編通して観たことはなかった。

一言で表現すると、「すごい映画」。
面白いというのではなく、すごいと思った。
とても静かな映画だ。台詞は極端に少なく、登場人物のモノローグもない。
でも、3時間40分という長さは全く感じなかった。
映像の美しさの成せる業なのだろうか?
溥儀の幼少時代〜太平洋戦争終結までと、戦後の収容所生活の2つのフェーズを行き来する構成で、
紫禁城の屋根のオレンジや女性のドレスの鮮やかな色彩があふれる前者と、
ひたすら暗く、灰色が基調の後者との、色の対比が印象的だった。

度重なる別れ、自由に行動できないもどかしさ。
紫禁城という巨大な籠に入れられた小鳥みたいな幼少時、
解き放たれた喜びがはじける天津時代、
満州国皇帝になり、自身が操り人形だと気付いた時の空しさ。
全編をひたひたと覆うもの哀しさはなんなのだろう?
哀しいんだけれど、澄み切った感じの。

観ておいて良かったな、と感じる一本だった。

2011.10.25 Tuesday

干し貝柱スープめん

JUGEMテーマ:おうちごはん

le26septembre nouilles



これも1ヶ月ほど前のお昼ごはん。
前日に作ったちび白菜と干し貝柱のスープの残りを利用したもの。
スープを水でのばして塩とかナンプラーで味を調えて、
作り置きしてあった豚肉の醤油漬け(豚バラの塊を醤油、酒、胡椒、八角で漬け込んだもの)を
プラスして軽く煮込み、茹でた麺を入れて香菜どかーん。

スープがしみじみおいしい。干し貝柱の威力ですなあ。
2011.10.22 Saturday

トリッパのトマト煮込み

JUGEMテーマ:おうちごはん

le28septembre trippa

こないだの(1ヶ月くらい前?)のお夕飯。
中国は肉関係がかなり充実していて、牛テールとか豚の脂の塊とか、
牛筋のゼラチン質だけ取り出したものとか豚足とか、その他よくわからないものまで(笑)
様々な部位が普通に売っている。
そんな肉売り場でふと目に留まったのがハチノス(牛の第2胃袋)。
勿論フレッシュ、そしてすごくきれいだったので、そうだ、トリッパ煮込み作ってみよう!と相成った次第。

トリッパと言えばフランスのカーン風も有名だけれど、
私が食べたいのはイタリア風のトマトのやつ。
で、レシピは大体こちらをベースに、トマト増量、唐辛子プラス、仕上げにブラックオリーブも投入。
内臓系苦手の夫君のために、長めに煮込んで、さらに一晩寝かせてみた。

さて、結果はといいますと。
……ものすごーくおいしかった。おうちでこんなの作れるんだ?という出来(自画自賛)!
怪訝な顔をしていた夫君も大喜びしたくらい。
トリッパには臭みがなく、ソースのまろやかさに唐辛子の辛みが程良く効いて。
別の日にパスタソースにしてみたけれど、これも絶品でございました。
ワインが大変進んでしまった。

また作る!今度はカーン風かな。
2011.10.21 Friday

デュクセル+ボロネーゼ

JUGEMテーマ:おうちごはん

le14octobre pates


冷凍庫のストック品でお昼ごはん。

そのまんまですね、デュクセル(フレンチ風きのこペースト)とボロネーゼを合わせたソースに、
太めのショートパスタ(ガロファロのエリコダーレ。
このメーカーのパスタはどれも形が変わっていて面白い。名前を覚えられないけど。。。)を絡めたもの。
ボロネーゼにもデュクセルにも味がしっかりついているので、追加の味付けも必要なし。
見た目はあんまりですが、味は良かったです。

デュクセルは冷凍しても良い、ということを今更ながら学習したので、
きのこ欲が高まったら作っておこうと思います。
ちょっとあると、クリームパスタとかスープとか、ぱっと作れて便利だしね。
2011.10.20 Thursday

よりぬき ただいま食事中。

こないだ読み終わったj本。
私はku:nelが大好きで、創刊当初から買い続けている。
おしゃれすぎず、流行をあまり追わず、素敵で哲学のあるものと人がたくさんで好きなのだ。

この本は、ku:nelのワンコーナー「ただいま食事中。」を1冊にまとめたもの。
いろんな方の食事を垣間見られるのぞき趣味+食べ物関係だといくら見ても飽きない、
という私のためにあるようなコーナーだ。

ブリア・サヴァランではないけれど、食ってその人となりが現れる。
お酒を毎日毎日、ものすごーく飲む人、肉ばっかりでお野菜は苦手な人、
豆や雑穀好きな人、食べることに興味のない人…。いろんな人がいるもんだ、と感心する。
そしてみな、自分なりに満足のいくご飯を食べて暮らしている。
みんないろいろ。いいなあ、好きだなあ。
私はさしずめ、新しもの好きの典型的くいしんぼうだ。

評価:
---
マガジンハウス
コメント:こういうの、好きなんです。

2011.10.18 Tuesday

鶏毛菜の干し海老炒め

JUGEMテーマ:おうちごはん

le17octobre sautee de legumes



昨日のお夕飯の一品。
こちらでは非常にポピュラーな葉物、
鶏毛菜(ji1mao2cai4、日本で言うつまみ菜)を使った炒めもの。
このネーミングが妙で結構好き。

にんにくと生姜のみじん切りをごま油で炒めて、
香りが出たら戻して軽く刻んだ干し海老を入れて、
野菜を入れて、ナンプラーと干し海老の戻し汁と鶏がらスープ少々、胡椒で味付け、おしまい!
非常にふつーですが、おいしかった。
こういうの、ビールには抜群ですなあ。

他に、ひじき煮、スモークサーモンとレタスの生春巻きという、
何というか妙に低カロリーなお夕飯であった。おいしかったです。
2011.10.18 Tuesday

さとうきび体験

le15octobre canne a sucre

先週末、スーパーに紫がかった緑色の、背の高ーい植物がたくさんディスプレイされていた。
3mくらいはあっただろうか。竹のような節はあるものの、明らかに竹ではない。
もしやさとうきび?と思ったら、案の定。
というか、それは南国フェアとかのデコレーションではなく売り物で、
その場で皮をむいて20センチ長さくらいにぶった切ったものを
どんどんパック詰めにしており、夫君が嬉しそうにカートに入れてくれました。
お値段は5本で7.5元。90円くらいですね。
さとうきびが普通に売られていることにびっくりしたー。
沖縄あたりだと珍しくもないのだろうか?わからん…。


実はワタクシ、さとうきびを生で見るのも、食べるのも初めて!
繊維があるからかぶりついて汁をじゅるじゅる吸うだけ(正しい食べ方かは謎)だけれど、
くせのない甘みが広がって意外においしかった。

中国人的にはこれはおやつなんだろうか。それとも何かに加工するのかなあ?
今度先生に訊いてみよう。
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